先日購入した、SANYO の Xacti HD1010 の静止画機能の1つである「ワイドダイナミックレンジ(以下 WDレンジ)」を試してみました。
ブラケット撮影したものを合成して、白トビを抑え、かつ、黒ツブレも抑制するという機能。最近のデジカメでは標準になりつつある機能ですね。
炎天下、クルマの作業をしていて、途中経過を記録するためにエンジンルームを撮影したりするんですが、度々、影の部分の黒ツブレに悩まされてきました。まあ、撮った写真は、LCDモニタで確認しますが、何度やっても黒ツブレが解消されなかったり...。
そんな訳で、ちょっと期待の機能であります。
ワイドダイナミックレンジ OFF | ワイドダイナミックレンジ ON |
結果から言えば、「無いよりは全然マシ」 と言ったトコロでしょうか。WDレンジを ON にすると、例によって、「静止画手ブレ補正機能」 が OFF になります。もう、静止画手ブレ補正は、何かっつーとスグ OFF になりやがります。
なので、WDレンジ撮影をする時は、手ブレに気を使う必要が...。まあ、基本的に明るいシーンで ON にする機能なので、問題ないとは思いますが。
ワイドダイナミックレンジ OFF | ワイドダイナミックレンジ ON |
ただ正直、出来上がった写真をみると、期待値よりは若干低めカモ。やっぱり動画用デジカメの静止画機能を使うより、静止画専用デジカメの同機能を使用するのが賢明なんでしょうか。
けどね、今までWDレンジが無ければ撮れなかったような写真が確実に撮れるようになるので、やっぱり 「無いよりは、あったほうが全然良い」 という感じです。