2009-09-12

F1 Rd.13 イタリア 予選

BMW...残念ですねぇ。スパ、そしてモンツァは空力の相性が良いのか、フリー走行から好調だったんですが...。来シーズンへ向けてどんな交渉をしているのか(していないのか)判りませんが、モンツァは好結果が期待できるサーキットだっただけに...Q2 でエンジントラブルにより、2台共、アタック中止。ニック15番手、クビカ 13番手は痛すぎます。
Q3 進出は見えてたのになぁ...。

さて、PPはルイス。モンツァは特に KERS に適したレイアウト、そしてスタート後のストレートも十分にあり、ここでのポジショニングでも KERS 有利...という事で、非 KERS カーは、無理に PP を争わず、レース重視のストラテジを選択している...とのTV解説でした。
2番手が KERS のキミ。4番手に KERS のヘイキ。この3台、重量はどうなんでしょうね。

3番手は、スーティル。VJM02 は、スパに引き続き好調を維持しています。若干メンタル面が弱いように見えるスーティルですが、1st スティントはどんな戦い方を見せてくれるんでしょうね。予選後のインタビューで、「フィジコが『フェラーリはフォースインディア程速くない』って言ってた」って言っちゃいましたね。その後、フォローしてましたが、ちょっと苦しかったです。

フィジケラの後釜を引き継いだトニオも、フリー走行から良いタイムを連発。今シーズンは、ブエミ、アルグエルスアリ、グロージャン、バドエル、フィジケラ...と、新しいクルマに手こずるシーンが多く見られる中、スーティルと互角の速さを見せています。予選7番手。ちょっと多く積んでるかな?

予選5番手、6番手に、ブラウンの2台。相変わらずルーベンスのほうが前のグリッドですが、Q1、Q2 ではバトンのほうが速かったです。オープニングラップさえ無事に抜ければ、対レッドブルでは、良いレースが出来そうですね。
予選TOP7では、キミ以外全てメルセデスエンジン。

KERS を戻してきたルノーのアロンソが 8番手。
スタートでの KERS の利幅の分、燃料は積んでいるんですかね...けっこう余裕無さそうにみえますが。

TOP10 最後の2枠はレッドブルがかろうじて確保。9番手にベッテル、10番手はウェバー。
モンツァは高速ですが、高速コーナーが多い訳では無く、基本、ストップ&ゴーのエンジンサーキット。という事で、レッドブルに特別なアドバンテージは無い...というか、ちょっと不利なようです。
マクラーレン、フェラーリ、フォースインディア、BMWザウバーとライバルも強力だし、ブラウンは好調だし、ちょっと辛い展開ですね。
決勝は BMW に喰われちゃうかなぁ...。

追記:
予選後重量と決勝グリッドが発表になりました。
Pos   Driver   Team   Weight
Lewis Hamilton  McLaren-Mercedes  653.5
Adrian Sutil  Force India-Mercedes  655.0
Kimi Räikkönen  Ferrari  662.0
Heikki Kovalainen  McLaren-Mercedes  683.0
Rubens Barrichello  Brawn-Mercedes  688.5
Jenson Button  Brawn-Mercedes  687.0
Vitantonio Liuzzi  Force India-Mercedes  679.5
Fernando Alonso  Renault  677.5
Sebastian Vettel  RBR-Renault  682.0
10  Mark Webber  RBR-Renault  683.0
フロントロー2台が軽いですね。キミも軽め。KERS 持ってて重いヘイキが有利に見えますが...ヘイキは軽いクルマほうが上手いよねぇ。レースペースがどうなるか、だなぁ。
Q2 ノックアウトの BMWザウバー勢は、697.5kg でした。レッドブルを喰えるでしょうか。