Q3 進出は見えてたのになぁ...。
さて、PPはルイス。モンツァは特に KERS に適したレイアウト、そしてスタート後のストレートも十分にあり、ここでのポジショニングでも KERS 有利...という事で、非 KERS カーは、無理に PP を争わず、レース重視のストラテジを選択している...とのTV解説でした。
2番手が KERS のキミ。4番手に KERS のヘイキ。この3台、重量はどうなんでしょうね。
3番手は、スーティル。VJM02 は、スパに引き続き好調を維持しています。若干メンタル面が弱いように見えるスーティルですが、1st スティントはどんな戦い方を見せてくれるんでしょうね。予選後のインタビューで、「フィジコが『フェラーリはフォースインディア程速くない』って言ってた」って言っちゃいましたね。その後、フォローしてましたが、ちょっと苦しかったです。
フィジケラの後釜を引き継いだトニオも、フリー走行から良いタイムを連発。今シーズンは、ブエミ、アルグエルスアリ、グロージャン、バドエル、フィジケラ...と、新しいクルマに手こずるシーンが多く見られる中、スーティルと互角の速さを見せています。予選7番手。ちょっと多く積んでるかな?
予選5番手、6番手に、ブラウンの2台。相変わらずルーベンスのほうが前のグリッドですが、Q1、Q2 ではバトンのほうが速かったです。オープニングラップさえ無事に抜ければ、対レッドブルでは、良いレースが出来そうですね。
予選TOP7では、キミ以外全てメルセデスエンジン。
KERS を戻してきたルノーのアロンソが 8番手。
スタートでの KERS の利幅の分、燃料は積んでいるんですかね...けっこう余裕無さそうにみえますが。
TOP10 最後の2枠はレッドブルがかろうじて確保。9番手にベッテル、10番手はウェバー。
モンツァは高速ですが、高速コーナーが多い訳では無く、基本、ストップ&ゴーのエンジンサーキット。という事で、レッドブルに特別なアドバンテージは無い...というか、ちょっと不利なようです。
マクラーレン、フェラーリ、フォースインディア、BMWザウバーとライバルも強力だし、ブラウンは好調だし、ちょっと辛い展開ですね。
決勝は BMW に喰われちゃうかなぁ...。
追記:
予選後重量と決勝グリッドが発表になりました。
Pos | Driver | Team | Weight |
1 | Lewis Hamilton | McLaren-Mercedes | 653.5 |
2 | Adrian Sutil | Force India-Mercedes | 655.0 |
3 | Kimi Räikkönen | Ferrari | 662.0 |
4 | Heikki Kovalainen | McLaren-Mercedes | 683.0 |
5 | Rubens Barrichello | Brawn-Mercedes | 688.5 |
6 | Jenson Button | Brawn-Mercedes | 687.0 |
7 | Vitantonio Liuzzi | Force India-Mercedes | 679.5 |
8 | Fernando Alonso | Renault | 677.5 |
9 | Sebastian Vettel | RBR-Renault | 682.0 |
10 | Mark Webber | RBR-Renault | 683.0 |
Q2 ノックアウトの BMWザウバー勢は、697.5kg でした。レッドブルを喰えるでしょうか。