ウチのNDは水温が厳しいです。オイルクーラーをラジエターの前に置いてるからカモ。
スリット付きアンダーパネルのおかげでだいぶ改善したんですが、それでも渋滞とかにハマるとたま~に水温の警告アラームが鳴る始末。
なので、風の抜けを良くするためにボンネットにルーバーを付けてみました。
- VERUS ENGINEERING - ND Miata Hood Louver Kit
モノは、アルミのルーバーにスタッドボルトが付いたヤツ。別売りのレインガードも買ってみました。スタッドボルトと付属のナットはインチネジなので注意が必要です。
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ルーバー |
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ルーターとカッター |
ボンネットに穴を開けてルーバーを付けます。
加工は、基本的にドリルと
ルーターがあればOK。刃は、ルーター付属の切断砥石が頼りなかったので、「RELIEF ダイヤモンド ミニカッター 4本組」を買ってみました。
■位置決め
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位置決め |
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だいたいこんな感じで |
ボンネット端のエッジから 6インチの高さにマスキングテープを貼って、中央から 13.5インチのトコに「ルーバー下辺、直線部分の端」が来るようにする。マニュアルによると、CFD解析の結果、この位置がベストなんだそう。
3回計測すると全て違う結果になる自分のスキルに絶望しながら作業します。
■穴あけとパネル切断(表面)
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表側は最終的に 6mmの穴を開ける |
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穴の内側 5mmの箇所を切断 |
型紙を固定して、穴あけ位置にセンタポンチを打ってマーキング。
NDのボンネットは、2重(一部は 3重)になってますが、最初に、2mmのドリルで、裏面まで貫通する穴あけ。その後、表側のみ、6mmまで穴を拡張。(誤差吸収のためちょっと大きめの穴)
穴の内側 5mmのトコに線を引いて、ルーター等で切り取る。刃を保護するためにも切削オイルを使いながら作業。刃の回転方向があるので、ルーターは右手に持ったとき、左へ動かす感じ。デカいグラインダーを使うと、刃の回転につられてボンネットが歪むので...ホビールーターでチマチマやったほうが安全・確実だと思います。少し作業したらモーターが過熱して性能が落ちるので、適度に冷ます必要がありますが、焦らない。
■パネル切断(裏面)
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ナットの止めしろを考慮して適当に切断 |
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やっと切れた |
2mmのドリルで貫通させた穴をガイドに、切り取る範囲を決定。フランジナットを止める分を考慮して、表側よりも少し大きな切断範囲。ルーターの刃を深く埋め込みすぎると、ボンネット表側が切れちゃうので注意。
先端内側のコーナーは、ボンネットが3重になってるので構造を良く確認する。
COVID-19 のアレで、在宅勤務の昼休み時間を利用して粛々と作業を続けてたんだけど、お仕事がトラブって「やっぱ在宅ナシ」的な状況になって作業が滞る...。
あとチョットなのに...。
公共交通網を避け、持っててよかったNAロードスターで通勤する日々...エアコン全然効かなくてクソ暑い。早くなんとかしないと。